‘縄文街道の人的交流’ カテゴリーのアーカイブ
2011 年 12 月 25 日 日曜日
東北だけでなく日本を揺るがす大きな出来事のあった2011年、残りもあとわずか1週間となった。今日当法人の認定岩手里の駅、澤口酒店2Fのコミュニテースペースで友人の村山さん(元JRの駅長さん)主催のきたむらいずみ&リアス・ユニットのミニ・ライブ、「みちのくクリスマスツアー~復興を願って」があった。
昨日沿岸被災地宮古市でのライブの後、村山さんが宮古の音楽仲間を引きつれて姉妹都市の当地でもライブを企画してくれたのだ。これまでは音楽の炊き出しにボランティアで被災地にアーティストが行くのが常識だったが、逆に被災地の方々が来てくれたのは震災から9か月あまり、多少そんな余裕がでてきたからなのだろう。「明日があるのだろうか?」と「災勝・災克」を祈ったあの3月を考えると、音楽を楽しめる日がこんなに早くくるなんて夢のようだ・・・・
今日のサイカチ。あんなに生っていた実はほとんど落ちた。
歌手のきたむらいずみさん(真ん中)とランブラー、右端が主催した村山さん。
澤口酒店店頭のチカジ&チカチンと記念写真を撮る女性出演者のみなさん。
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2011 年 2 月 27 日 日曜日
去年は単独で開催されたこのイベント、主催者のわしの尾も本当に来てもらえるか心配していたが、1000人以上の来場者があり展示販売も順調で嬉しい誤算だった。今回はサブタイトルを「八幡平わしの尾の母屋で薫る酒と肴の器展」とし、地元イベント「まちなかギャラリー」ともコラボして、駐車場も万全の体制で準備。当法人の広域連携事業の一つ、縄文街道の「食・酒・漆遺産甦生連携事業」ともベストマッチ。今日の4時まで!手打ちそばや酒粕を使った甘酒やおつまみもあるので是非お出かけください(^o^)/(5会場を回ると特産品も当たりま~す♪)
歴史を感じる母屋中央の常居。以前は事務所だった。
大広間などで8工房の酒器が展示販売されている。
タイアップしている市内の安比塗漆器工房の作品。
手打ちそばや酒粕を使った甘酒なども賞味できる。
10年以上2代のお付き合い。工藤隆一さんと朋さん。
会場の案内(拡大してみてください!)
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2011 年 2 月 26 日 土曜日
地元の大更商店街が中心となって開催する「おおぶけまちなかギャラリー(昭和44まで繁栄を極めた松尾鉱山と大更の風景写真を5会場で展示する催し。2月25日~3月4日開催)」に我らも参加した。もちろん参加する会場はいつもの岩手「里の駅」澤口酒店の2F。写真展とコラボで「小田ひで次の西根・松尾風景イラスト原画展」を開催した。このイラストは9年前の環境学習事業で子どもたちと見つけた残したい風景12か所を小田ひで次に描き直してもらいカレンダーにした時の原画である。9年前に制作したものが再び陽の目を当びた。併催している蔵元わしの尾の母屋で開催の「酒と肴の器、百選百様」展、この日に合わせた「縄文街道」ブランドの地酒発売などは連続でお知らせします。
澤口酒店2F会場のコラボ展全景。もう慣れたもの!
昔の大更駅とサイカチの樹下流の旧松川橋(洪水時)
新しく作った縄文街道の大ポスターと風景イラスト
手前2冊は大更と鉱山の写真集、小田ひで次の作品
今回作った12枚組絵ハガキと縄文街道ブランドの地酒
石像は石屋の友人が作った最初の立体、木像は試作品
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2011 年 2 月 20 日 日曜日
法人ニュースで予告の通り、一昨日認定秋田里の駅関善で定例の里の駅会議を開催しました。各里の駅の最新事情を共有するため、今回はNPO関善賑わい屋敷が市から管理委託されている「花輪朝市」に合わせました。朝市会場は昨年末恒久的整備がなされこみせ(昔のアーケード)風な造りに。見学後、関善内の囲炉裏部屋で、愛情のこもった本物の「きりたんぽ鍋」を御馳走になりました(帰りが車なのでお酒を飲めないのがちょっと残念)。炭が赤々と熾きた大きな囲炉裏を囲み、100年の歴史的建造物に包まれての会食は最高の贅沢です。ただ美味しいものを食べてる間は会議になりませんでした^_^;【北麓新聞1面トップニュースhttp://www.hokuroku.co.jp/frame_news.html】
「朝市」すでに昼だったので賑わいは?次回は早く!
関善前でも“こみせ”下でおでんやしぼり蕎麦を提供!
きりたんぽを上に乗せて撮れば良かった!
囲炉裏。“いろり”は炉を囲んで話をする場と再認識!
里の駅会議ではじめてお披露目した大ポスター!
大広間で丁度始まった関善賑わい屋敷の雛人形展!
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2011 年 2 月 4 日 金曜日
事務所から歩いて5分ほどの所にあった県内健康ランドの先駆け、「西根温泉ゲンデルランド」は約1年9カ月前親会社が民事再生法の適用を申請し20年余りの歴史を閉じました。温泉名の由来は「元気が出るランド」、岩手山の眺めも良く24時間営業でプールや宿泊施設もあり当地では最も設備が整った温泉施設でした。今日、元従業員たちが施設の持ち主から運営委託を受け一部ですが再開しました。まち中にあり便利なので心待ちにしていた人が多かったのでしょう、支配人たちの考えていた3倍の利用客があり嬉しい誤算となっていました。是非頑張って全施設を復活してほしいと思います。
「西根温泉ゲンデルランド」改め「おらほの温泉」。
再開の立役者吉田総支配人。最初はNPOも検討した。
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2010 年 12 月 20 日 月曜日
一昨日法人ニュースで告知していた講演会が予定通り開催され無事終わった。三県の行政職員の中でも特に広域連携に意識の高い人たちの集まりだけに打てば響くとても楽な講演だった。今回はいつものパワーポイントによるプレゼン加え、ネットにつないで当HPを使いながら話す初の試みも行った。そして楽しみだった泊りがけの懇親会、「シンポジウム」はギリシャ語でワインを飲みながらの饗宴「シンポシオン」に由来する。夜の部が本当のシンポジウム。当法人発足前の私塾「オッホ河畔夢塾(オッホはフクロウ、どぶろくの意)」の地酒を飲みながらまちづくりをする初志にもピタリ。期待通り、温泉に入りながらの有意義な一夜となった・・・♪♪【本記:法人最新ニュース】
飲み比べ用に持ち寄られた各県自慢の地酒。一晩で!
宿の売店にも縄文街道のキャラクターグッズ!(右上2段)
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2010 年 10 月 11 日 月曜日
だいぶ経ってしまったが、先月の30日の朝、NPO関善賑わい屋敷の会員ご一行20数名がマイクロバスでやってきた。鹿角市伝統工芸技術伝承事業の研修で、これから岩手県のさまざまな場所を視察するということだった。秋田の人にはやっぱり「菅江真澄」、天気が良く岩手山もきれいに見えたのでまずは“舟橋跡”へご案内。旧国道の松川橋の上で「岩手山と舟橋」の絵がこの場所からの眺めであることを見比べてもらう。そして今日の旅の安全を「サイカチ(災勝)」に祈願し記念写真を撮って里の駅澤口酒店へ。
心がけの良い関善ご一行到着。岩手山がお出迎え!
シンボル樹、夫婦サイカチを見学、旅の安全を祈願!
岩手里の駅のチカジとチカチンたちとも交流!
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2010 年 9 月 4 日 土曜日
毎月持ち回りで開催している里の駅の定期連絡会、今回は秋田の関善賑わい屋敷で開催した。3ヶ月後に新幹線青森開業を控え、北東北3県の最新情報を交換し合う場はますます貴重だ。4か月前から参加している 高知大学のインターンシップ生Y.N.嬢(8月2日付で紹介)にとっては今日が最後の実習の場となった。 難解でグローバルな「縄文街道甦生プロジェクト」、これまで大学生には無理と考えていたが改めて見直すきっかけとなった。当法人はやる気と優秀なインターンシップ生を来年度は本格的に公募する予定である。南国土佐から涼しい夏を期待してせっかく岩手に来たのに今年の異常気象、気候に関してはちょっと期待はずれで帰郷することに。いろいろお疲れさまでした~(^o^)/
Y.N.嬢最後の実習、卒論代りにツアー案を発表!
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2010 年 8 月 24 日 火曜日
4月25日付で紹介した「おもしろ人」「超怪しい人」たち3人が家族を伴って岩手に再来した。わ~本気だー!縄文街道の8つの「大環状列石」の起点、滝沢埋蔵文化財センターの学芸員K氏と企画した「ジョモジェニック 縄文と現代美術」展(20日~9月5日)が始まり、ギャラリートークとワークショップに参加してきた。3人が遺物との直接コラボ作品を展示している。正直そんなに期待しないで行ったのだが、これは“画期的”!縄文人と同じ大地の気を感じて創作した作品と、本物の縄文遺物の一体的コラボ展示にまったく違和感がない。縄文の人々の美の感性や自然観は現代人とまったく変わらないという証しであり、縄文街道甦生プロジェクトの自論が間違ってなかったという他の人々のはじめての実証活動になる。しばらくぶりに感動・・!!
新ジョウモン人竹内啓氏。4月の作品と縄文遺物のコラボ
石原道知氏。遺物の模様と環状列石を再現した作品
堀江武史氏。仮面をモチーフに縄文人とコラボ作品
周辺で採取した土やベンガラで作った泥絵具で描く
炎天下、子どもたちとお母さんのジョウモン作品
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2010 年 8 月 21 日 土曜日
日本三大ばやしと言われ、縄文街道の夏の終わりを告げる夏祭り、鹿角市の「花輪ばやし」が19日と20日に開催され、旧道沿い10の町を中心にさまざまな行事が昼夜ぶっ通しで繰り広げられた。
写真のように伝統的な祭り装束や漆塗りの豪華な山車は古い街並みを背景だと絵になる。旧道が拡幅されどこにでもある新たなアーケード街になるまで沿道の建物は当地で「こもせ」とよばれる雪国特有の長い軒を持った趣のある建物が連なっていた。その代表が旧「関善酒店」だった。壊されるのをもったいないと思い、買取と保全に立ちあがったのがこの建物を現在管理しているNPOの人たちだ。彼らはこの大きな建物の修復維持と新たな賑わい創出に今も人生を賭け奮闘中である。フレー!フレー!
関善賑わい屋敷の前を神様と太鼓の隊列が行く
夜の関善賑わい屋敷の前を行く豪華な山車(屋台)
町境で通行許可をめぐり決裂するとぶつけあう(再現)
有名になった鹿角花輪駅前の全町の山車の勢ぞろい
おはやしに参加中の関善中心スタッフ、AYさん家族
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