最新ニュースと今年度の事業予定

(平成23年11月28日更新)
「第15回縄文街道認定里の駅連絡会議in青森開催(11月15日)[New!]
今年最後の定例里の駅連絡会議を認定秋田里の駅津軽藩ねぷた村で開催しました。各県里の駅からの最新情報と活動を情報交換。縄文街道甦生プロジェクトの来年度に向けた新たな活動方針や組織づくりについて、また縄文街道のコンセプトに沿って制作されていた滝沢村埋蔵文化財センターの北東北ストーンサークルパンフレットが完成、「八大環状列石」と3県の公的ガイド施設(縄文の駅)連携構想について協議をしました。
パンフ(pdfファイル) 北東北のストーンサークルパンフレット(岩手県滝沢村埋蔵文化財センター2011年10月発行)
「第14回縄文街道認定里の駅連絡会議秋田開催(9月28日)[New!]
8月18日にオープンした認定秋田里の駅関善賑わい屋敷の関連施設、“いろりでたんぽ~「あかね蔵」”で定例里の駅連絡会議を開催しました。各県里の駅からの最新情報と活動を情報交換。震災後のめまぐるしく変化する東北観光情勢の現状と展望を報告、3県連携でピンチをチャンスに変える北東北観光振興策について協議。

「第13回縄文街道認定里の駅連絡会議in岩手開催(7月2日)[New!]
5巡目となる定例里の駅連絡会議を認定岩手里の駅澤口酒店で開催しました。6月26日に平泉が世界文化遺産に正式決定された後の各県の影響など最新情報を交換。縄文街道実地見学会や大震災による内陸地域の2次被災回避、恒久的北東北観光への布石等について討議。
「第12回縄文街道認定里の駅連絡会議in青森開催(5月14日)[New!]
NPO活動を再開。3月11日の大震災で延期となっていた定例里の駅連絡会議を弘前市の認定秋田里の駅津軽藩ねぷた村で開催しました。震災後の各県の最新情報を交換、今後の北東北の観光及び何ができるかを意見交換。継続事業である縄文街道認定「食の遺産・鍋料理部門」について“津軽料理遺産”を実食し、秋田の“きりたんぽ鍋”、岩手の“ひっつみ鍋”に続き、青森の「けの汁」「じゃっぱ汁(冬季)」を正式に認定しました。【5月15日の東奥日報に掲載】
『縄文街道』ブランドの地酒ができる(平成23年2月25日)
「おおぶけまちなかギャラリー」のイベントに合わせ、小田ひで次のイラストをラベルに使った「縄文街道」ブランドの地酒を岩手里の駅澤口酒店から発売した。キャラクターグッズ販売は平成15年に開始して8年目となるが、ようやく地場産業とタイアップした本格的グッズとなる。キャッチフレーズは「酔うほどに縄文へワープするかも♪♪」。これから秋田、青森など各県2社の蔵元から順次発売していく計画である。
【岩手日報トップニュース2月25日】

縄文街道認定地酒遺産「縄文街道」。わしの尾純米酒720ml、@1,500円(税込)

縄文街道認定地酒遺産「縄文街道」。わしの尾純米酒720ml、@1,500円(税込)

「小田ひで次の西根・松尾風景イラスト原画展」開催(平成23年2月25日~3月4日)
地元の大更商店街が中心となって開催する「おおぶけまちなかギャラリー(昭和44年まで繁栄を極めた松尾鉱山と大更の風景写真を5会場で展示する催し)」に参加。岩手「里の駅」澤口酒店2Fも会場の一つとなり、写真展とコラボ開催。展示のイラスト原画は、9年前の環境学習事業で子どもたちと見つけた残したい風景12か所を小田ひで次に描き直してもらいカレンダーにした時のものである。

澤口酒店2F会場のコラボ展全景。

澤口酒店2F会場のコラボ展全景。

新しく作った縄文街道の大ポスターと風景イラスト。

新しく作った縄文街道の大ポスターと風景イラスト。

第11回縄文街道認定里の駅連絡会議in秋田開催(平成23年2月18日)
認定秋田里の駅関善賑わい屋敷で定例の里の駅会議を開催しました。各里の駅の最新事情を共有するため、NPO関善賑わい屋敷が市から管理委託され、昨年末恒久的整備がなされた「花輪朝市」を視察しました。縄文街道認定食遺産として岩手の「ひっつみ鍋」認定に続き、秋田候補のきりたんぽ鍋を試食、改めて遺産として正式に認定しました。
【北麓新聞1面トップニュース2月19日】

「北東北めぐみネットワーク~2010岩手ラウンド」で活動を紹介(平成22年12月18日)
北東北めぐみネットの定例会が盛岡市つなぎの「清温荘」で予定通り開催され、当法人の田村理事長が「未知の国(みちのく)へ~縄文街道甦生プロジェクト」の演題で講話を行った。この会は「北東北広域連携構想」に基づく北東北広域連携推進協議会を担当した三県の熱心な行政職員の集まりなので、当プロジェクト(平成14年度・15年度・16年度の補助を受ける)」については基本的なコンセンサスがある。東北新幹線全線開業とシンクロした今回のタイミングでの詳細な活動紹介は、来年度の本格的活動の展開において行政との幅広いタイアップの期待につながるだろう。

理事長の右隣は新会長の佐々木幸弘氏、第1回のフォーラムのパネラーの一人。

理事長の右隣は新会長の佐々木幸弘氏、第1回のフォーラムのパネラーの一人。

今回の講演ではインターネットにつなぎ、スライド+ネットによる講話にチャレンジ。

今回の講演ではインターネットにつなぎ、スライド+ネットによる講話にチャレンジ。

「北東北めぐみネット」の定例会で「縄文街道事業」の紹介が決定
北東北めぐみネット(三県連携に携わった行政担当者を中心とした集まり)の平成22年度定例会(12月18日盛岡市繋温泉)で、「縄文街道甦生事業」紹介の講演(理事長田村麗丘)が決まりました。三県補助の卒業事業として意見交換も行う予定です。
第10回縄文街道認定里の駅連絡会議in岩手を開催(平成22年11月13日)
4巡目となる里の駅会議が「岩手里の駅」の澤口酒店で開催されました。岩手の郷土料理「ひっつみ鍋」を味わいながらの楽しい会議です(貴重な岩手山松茸のご飯付き♪)。どうしてか?今回のメーンテーマは縄文街道を「食の遺産」でつなぐため、第1弾となる街道沿いの代表的な鍋料理部門を認定する会議でしたので。2巡目(4回から6回)の「料理・地酒・漆器」遺産組合せ検証に続く「食」の遺産がテーマです。岩手は議案通り「ひっつみ鍋」、秋田は「きりたんぽ鍋」、青森は「ジャッパ汁」と決定しました。
今回はさらに縄文街道の旅を豊かにする新たな旅のグッズの提案や、新たなスタッフによる縄文街道のテーマソングの検討も始まりました。次回は来年2月に関善賑わい屋敷で市から管理委託されている有名な「花輪朝市」と「きりたんぽ」をテーマに開催する予定です。
【記事11/14付岩手日報県北面に掲載】
第9回縄文街道認定里の駅連絡会議in青森を開催(平成22年10月9日)
新幹線青森開業(平成22年12月4日)を2ヶ月後に控えた青森で開催。最新情報で意見交換をするとともに各県の最新現地情報を基に今後の活動を協議。大パノラマ図の原案をもとに各県の描きこむ内容を協議。三県の共通食材と料理を遺産として具体的に検討し次回から検証することにしました。
関善賑わい屋敷のご一行、夫婦サイカチと里の駅に(平成22年9月30日)
NPO法人関善賑わい屋敷が鹿角市より委託された伝統工芸技術伝承事業の岩手視察研修の途中で、縄文街道起点の大瀬の夫婦サイカチ、菅江真澄が描いた大瀬渡り舟橋跡、里の駅澤口酒店とチカジ像を見学、交流をしました。
第8回縄文街道認定里の駅連絡会議in秋田を開催(平成22年9月4日)
秋田里の駅、関善賑わい屋敷で定期連絡会を開催、3県の最新情報を交換しました。その他主なトピックとして、縄文街道ガイドグッズシリーズの最終版である新作品「縄文街道大パノラマ図(俯瞰絵巻)」の制作開始とホームページへの掲載構想、大学インターンシップ学生による縄文街道の新たなツアー提案などがありました。
第7回縄文街道認定里の駅連絡会議in岩手開催(平成22年6月26日)
岩手里の駅、澤口酒店2Fのコミュニティースペースで3巡目の定期連絡会を開催、3県の最新情報を交換しました。主な内容は、2巡目に3県それぞれで試みた縄文街道沿線「料理・地酒・漆器」遺産組合せプロジェクトの総括と展望の報告、本州唯一の縄文街道沿いに存在する8つの輪状のストーンサークルを認定縄文街道遺産「八大環状列石群」とし、そのガイド施設として三県の公的ガイド施設を連携して結ぶ構想を推進する。また、縄文街道事業のサポーター組織「チーム縄文街道☆岩手」設立などを決議しました。
第6回縄文街道認定里の駅連絡会議in青森を開催(平成22年5月29日)
新幹線青森開業も12月4日にようやく決定し、縄文街道甦生プロジェクトもいよいよその真価を半年後に試されることとなりました。定例となった各里の駅とサポーター企業との定期合同情報交換会議をその大きな変化を迎える青森県で開催しました(弘前市の隣町、平川市の南田温泉ホテルアップルランド)。
各県の最新現地情報を基に今後の活動を協議するとともに、縄文街道沿線「料理・地酒・漆器」遺産組合せプロジェクトの現地体験の最終回として料理と地酒も味わいました。これらの成果は「縄文街道料理遺産」の認定や、縄文街道旅行商品の開発、岩手秋田青森の地酒セット開発事業等に活かされる予定です。
チカジとチカチン岩手里の駅デビュー(平成22年5月23日)
9月から木彫家の横田秀明氏と製作していた縄文街道のマスコットキャラクター、夫婦サイカチの精霊チカジとチカチンの木像が完成し、縄文街道起点の縄文街道認定岩手里の駅 澤口酒店前にマスコットとして設置致しました。完成度とその愛らしさが好評のため、今後秋田、青森の縄文街道里の駅にも置く予定で、街道の共通マスコットとして訪れた観光客にアピールしていきたいと考えています。
【記事5/24付岩手日報県北面に掲載、ブログにも関連記事掲載】

作者の小田ひで次と木像製作者の横田英明氏(右側)

作者の小田ひで次と木像製作者の横田英明氏(右側)

縄文街道認定里の駅定期連絡会in秋田開催(平成22年4月3日)
5回目の里の駅情報交換会議を秋田県鹿角市の大湯温泉「馬ぶち」で開催しました。前回に引き続き縄文街道「料理」「地酒」「漆器」遺産プロジェクトの企画会議も兼ね、「比内地鶏」と「きりたんぽ」料理を主体とした秋田料理遺産候補と三県の地酒飲み比べを行いました(秋田里の駅「NPO法人関善賑わい屋敷」プロデュース)。
次回は青森里の駅主催で津軽料理遺産と海鮮料理と地酒の検討会を行う予定です。これらの成果は「縄文街道料理遺産」認定、縄文街道旅行商品と岩手秋田青森の地酒セット開発事業に活かされる予定です【記事4/4付北鹿新聞鹿角版トップに掲載、4/5付ブログに関連掲載】。
第2回未知の国(みちのく)遺産連続公開講座を開催(平成22年3月27日)
第2回未知の国(みちのく)遺産連続公開講座の様子菅江真澄が松川の大瀬渡りに来たかどうかを考古学的見地から探る公開講座を縄文街道認定「岩手里の駅」澤口酒店2階コミュニティースペースで開催致しました。これで舟橋の絵を介した一連の菅江真澄の縄文街道デビューは無事終了致しました。
講演会概要
・講座名:縄文街道特別企画事業、第2回未知の国遺産連続公開講座
・講座内容:「舟橋への熱いまなざし~真澄は松川を訪れた?」
・講師:相原康二氏(えさし郷土文化館館長、前岩手県埋蔵文化財センター所長)
・共催:八幡平市、八幡平市教育委員会、八幡平市観光協会
・後援:岩手県立博物館、岩手県埋蔵文化財センター
・参加者:募集定員の約40名が参加
・現地見学会:荒天のため中止(松川からの風景を視覚的に比較検証予定だったが!)
・新聞掲載:【告知及び紹介記事(3/20付け北鹿新聞鹿角版トップ、3/25付け読売新聞岩手面準トップ)、講演会記事(3/28付け岩手日報県北・沿岸面準トップ)】
今後はさらなる考古学的検証と相原先生から提案のあった、秋田県を手本とした標柱の設置促進などを行う予定です。
サイカチの会、舟橋の絵と現地風景を検証に来訪(平成22年3月7日)
サイカチを通じて以前から交流のある一関のさいかちの会(菅江真澄を研究する愛好者グループでもある)の5人のメンバーが舟橋の絵と現地が合うかどうかを比較検討するため松川現地と当法人事務所を訪れました。
【菅江真澄紹介記事及び講演会告知記事が3/8岩手日報県北・沿岸面トップに掲載】
第2回未知の国(みちのく)遺産連続公開講座の開催【予告】(平成22年3月9日)
3月27日(土)、縄文街道特別企画事業として2回目の公開講座を開催します。
当法人の目的に基づく地元の歴史遺産発掘事業の成果の一つとして、前回岩手山麓の環状列石に引き続き、江戸時代末期の西行、芭蕉に並ぶ著名な紀行家菅江真澄が残した岩手の代表的な絵が縄文街道起点の松川大瀬渡りだったことを発見しました【詳細は法人ブログ2009年5月20日付】。これを記念して、奥州市のえさし郷土文化館長相原康二氏(前岩手県埋蔵文化財センター所)をお招きし、菅江真澄にまつわる講演会を開催いたします。
第2回未知の国(みちのく)遺産連続公開講座チラシ(PDFファイル)
縄文街道認定里の駅定期連絡会in岩手開催(平成22年2月26日)
縄文街道「里の駅」本格オープンに向けた4回目の連絡会議を岩手里の駅沢口酒店で開催しました。会議の名称も「設立合同会議」から上記名称に変更、今回からの主なテーマは縄文街道沿線3県の「郷土料理と地酒と漆器遺産」をセットにするプロジェクトの第1回企画会議も兼ねました。このため当事業のコンセプトと重なる蔵元わしの尾での企画展「酒と肴の器 百選 百様」展を視察、第2会場を安比高原のペンションに移し、岩手の料理と三県の酒の飲み比べ会を行いました。次回は秋田里の駅主催で比内鳥ときりたんぽ料理、ホルモン鍋などと酒の検討会を行う予定です。これらの成果は縄文街道モニターツアー、岩手と秋田の料理遺産認定、三県日本酒セット開発事業に活かされる予定です【3月3・4日付ブログに関連記事掲載】