日本三大ばやしと言われ、縄文街道の夏の終わりを告げる夏祭り、鹿角市の「花輪ばやし」が19日と20日に開催され、旧道沿い10の町を中心にさまざまな行事が昼夜ぶっ通しで繰り広げられた。
写真のように伝統的な祭り装束や漆塗りの豪華な山車は古い街並みを背景だと絵になる。旧道が拡幅されどこにでもある新たなアーケード街になるまで沿道の建物は当地で「こもせ」とよばれる雪国特有の長い軒を持った趣のある建物が連なっていた。その代表が旧「関善酒店」だった。壊されるのをもったいないと思い、買取と保全に立ちあがったのがこの建物を現在管理しているNPOの人たちだ。彼らはこの大きな建物の修復維持と新たな賑わい創出に今も人生を賭け奮闘中である。フレー!フレー!