
三内丸山遺跡の発掘によって縄文時代が日本の基層文化として見直され、青森県を中心に世界遺産化の動きも出ています。北東北の縄文遺跡の特徴は環状列石が数多く存在しそのほとんどが縄文街道沿いに分布しています。まだ謎の部分が多くそのロマンは尽きません。岩手山麓にも釜石環状列石(八幡平市)と湯舟沢環状列石(滝沢村)がありますが、残念ながらほとんど認知されておらず、特に釜石環状列石は約50年前に調査されたままで、資料も発掘にかかわった人も消えかかっています。位置的にも重要で、将来観光的にもまたまちの文化財としてもこの存在は重要となり、緊急の学術調査と保全処置が必要となるでしょう。