2010 年 3 月 のアーカイブ

真澄がホントに来たか確かめに!

2010 年 3 月 7 日 日曜日

 今日は曇りだが岩手山が見え、予定通り一関のさいかちの会ご一行がやってきた。約10数年ぶりである。その間NPOの成立、サイカチの倒壊、周辺環境の美化などこの場にはいろいろ物語があった。いままた菅江真澄を通じて新たに不思議な縁復活である。無事確認が終わり地元紙の取材も滞りなく済み、好奇心旺盛な賑やかな一団が三年来の課題を済ませ嵐のように戻って行った。余談だが昨日まで予報は雪であった。これで45年間例外なく天気で困ったことはなく、「晴れ男」の奇跡の記録更新が続いている。 

岩手山とご一行

ご一行到着時はちょっと岩手山の頭が隠れたが・・・

菅江真澄34歳のイラストできた!

2010 年 3 月 5 日 金曜日

 講演会も決まり、気候も良くなったので一関のKAさんの主宰する「さいかちの会」(当法人アーカイブスで紹介http://www21.ocn.ne.jp/~fitn/topframepage.htm去年の12月2日付ブログでも紹介)のご一行が、こんどの日曜日に目で確かめに来ることになった。予報では天気は雪、何とか岩手山だけは見えて欲しい。さて、先日小田ひで次が岩手に来た際、真澄が来たことを分かりやすくアッピールするためのイラストを描いてもらった。ただ菅江真澄が来たのは30代、残っている肖像画は秋田県立博物館所蔵の晩年の絵しかない。そしてできた絵がこの絵だ。チカジとチカチン創作以来のヒット作だと気に入っているのだがいかがだろう・・・?(※菅江真澄本文は2009年5月20日付投稿)  

34歳の菅江真澄舟橋を描きに!

34歳の菅江真澄、舟橋を描きに松川へ?!

楽しい会議、酒と料理の検討会!

2010 年 3 月 4 日 木曜日

 去年「里の駅」の3県デビューが無事終わり、先週4回目の連絡会議を開催。今度は情報交換だけでなく縄文街道ツアーの目玉となる3県の酒、料理、漆器遺産の組合せづくりを主なテーマとしました。中止となったモニターツアーで提供予定のこれらの遺産の組合せを順次検証していく予定。お酒を飲むので当然泊りがけ、今回はスタッフのペンションで日本一の南部短角牛※をメーンとしたさまざまな料理と持ち寄った里の駅の推薦酒※を存分に味わう。ウ~ン最高♪次回は奥さんも同伴でと盛り上がる!秋田では比内地鶏と本場きりたんぽ鍋をメーンに予定、地元の人間でも体験できない3県のえりすぐりの遺産を堪能できるなんとも贅沢な会議となった・・・今から次が楽しみ♪♪

 

 ※南部短角牛は日本短角種(いわて短角牛、鹿角短角牛とも)でいわゆる「赤べこ」。ヘルシーでエコで肉の味は一流のシェフたちから日本一の折り紙つきですが幻の肉となる危機状態!※蔵元はすでに里の駅の意見を取り入れ、数ある業者の中から特徴ある各県2社ずつを選定済み。

 

左は非売品の貴重な岩手山マツタケ酒。これに地ビールと飲み比べも楽じゃない(笑)

左端は非売品の貴重な岩手山マツタケ酒。

蔵元の母屋で酒と器の展示会!

2010 年 3 月 3 日 水曜日

 設立当初から支援を頂いている近所の蔵元「わしの尾」で、しばらく使われていなかった古い母屋を活かした初の展示会が催された。蔵元の若い跡取りが中心となり、岩手山麓を中心とした七つの漆器や陶器の工房とのコラボ展である。地元紙に大きく告知記事が載るとともにテレビも全社来るなどして予想外の盛会となり、久々に帳場だった母屋に賑わいが戻った。当然だが関善と同じ雰囲気である。「酒と肴の器 百選 百様」というコンセプトはわれわれの企画とも重なりまさにタイムリー、里の駅の連絡会議をこの日に合わせたが正解であった。

250年の造り酒屋の建物が甦る

250年の造り酒屋の建物が久々に甦る

チカジたちの木像ができた!

2010 年 3 月 2 日 火曜日

 ジョウモン人HYさんからチカチン完成の電話!さっそく製作場に駆けつける。11月7日付でお伝えしたチカジにつづき、チカチンができていた。ウワー迫力!「表情を重視した」というだけあってかなりリアル・・。サイカチの精霊としていのちを感じる怖いくらいの出来栄えだ。試作(9月15付)から約半年、渾身の労作がほぼ完成した。後はチカジの荷物とプレートを作り4月頃デビューの予定である。さーどんな反応があるのだろう。  

ほぼ完成したチカジとチカチンの木像

ほぼ完成したチカジとチカチンの木像(一木造り)