‘日常活動・日常風景’ カテゴリーのアーカイブ

新緑の木洩れ日。窓からの風景は「萌え~♪」

2010 年 6 月 9 日 水曜日

 庭を覆う落葉樹の木漏れ日が何とも美しい季節となった。事務所の窓は終日萌黄(もえぎ)色に染まっている。そして生命のBGM、鳥のさえずりもいつのまにかウグイス、カッコウと続きちゃっかりもののホトトギスの声も混じるようになった。この鳥たちの恋の季節にも神様が決めた順番があり、当然意味がある。托卵で有名なホトトギスはウグイスに子育てを“委託”するため、あまり早く恋をしても卵の“預け先”が整ってないと困るのだ。だから絶妙なタイミングでやって来て恋をする。まあ~鳥たちの婚活はともかく、視覚も聴覚も毎日が豊かな自然の「萌え~♪」で幸せな気分。

 

萌え―

本当の「萌え~♪」萌黄色は萌木色。毛虫も鳥の糧!

庭の勢力図。野生化マーガレットが主役に!

2010 年 6 月 7 日 月曜日

 オッホの庭は国立公園と歴史場を借景とし、その移りゆく自然の営みを一体的に楽しめる究極の庭を目指している(10月7日付)。ここ数年この時期の主役を演じているのは“マーガレット”である。いつの間にかやってきてすっかり居ついてしまった。マーガレットと言えば少女漫画雑誌しか縁がなかったのでググってみると、野生化した「フランス菊」が正式名のようだ。東京ではマーガレットとして売られ一見区別がつかないが、確かに葉は鋸歯ではなく、耐寒性があって本物とは別種のようである。北海道でも野生化し、花畑では雑草扱いで抜かれてしまうとか。でも価値観次第、最近は犬だって雑種と言わず「ミックス犬!」、オッホ庭園は「雑草」が主役なので丁度良い、いや雑草だとか雑木だとかそれも植物に失礼かも。花ことばは「心に秘めた愛」、語源はギリシャ語の「真珠」。しばらく縁のなかった「真実の愛(別の花ことば)」に溺れよう♪♪・・・でも現実は偽りの愛? 

秘めた愛

偽物でもいっぱい「愛」を独り占めできて幸せ・・

笑い話2。盛岡の真冬は雨が降らない・・?!

2010 年 6 月 6 日 日曜日

 ちょっと季節は戻るが盛岡地域が「雪国」だと知っている人はどれだけいるだろう。こちらに移住して初めて「アレ、冬は雨が降らないんだ!」と知る。現役時代仕事で盛岡には何度も訪れ、白銀の世界を見ている。ただそれは“たまたま”訪れた時に雪が積もっていたのだとずっと勘違いしていた。昔読んだ川端康成の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という「雪国」の超有名なフレーズが、いつしか「脊梁山脈の向こうにしか雪国は存在しない」という間違った定義を自分の中に植えつけていた。盛岡は内陸、北海道並みに本州で最も寒い県都だったと悟る。まして八幡平市は更に北で標高も高い。世界中巡ったと豪語していたが、所詮旅人の視点、断片しか見ていなかったのだと思い知らされる。ということで図らずも「雪国」に住むことになった(笑)・・^^; 

とんと出番のなくなった傘、雪はパウダーなので濡れない!

出番の少なくなった傘、雪はパウダーなので濡れない!

笑い話1。田舎に来て日本の原風景を知る!

2010 年 6 月 5 日 土曜日

 岩手に移住したばかりの14年前の春先、今思えば笑い話だが、近所にいきなり広い水面が出現、風景が一変してビックリした。「アレこんなとこに池があったっけ・・?!」。田植え前の水田風景が一瞬大きな池に見えたのだ。住んでいた東京の山の手には畑はあっても昔から水田はない。唯一通年住んだ沖縄にも残念ながら水田はなかった。50歳まで見ていた地方の田園風景は断片だったと判明。風景を専門としていたのに日本の原風景を知らなかったことがちょっぴり恥ずかしくなる。苗字にも「田」の字が含まれているのに^^;

水入れ前の田園風景

水を引く前の田園風景(5月6日)。それが・・・


水を入れると一変。苗が植われば誰でも分かるが!

水が入ると風景は一変!苗があると水田と分かるが

田舎の贅沢。山菜採りと“新緑狩り(?)”!

2010 年 5 月 31 日 月曜日

 今日もあまりに天気が良いので新緑の安比高原に山菜採りに・・♪弘前で会議をしていた土日が山菜採りのピークだったはずだから成果に期待はない。平日の高原は我々だけの貸し切り状態、新緑を心ゆくまで堪能できた。ところで最近は道の駅をはじめ産直施設が乱立、山菜の通販も行われプロの山菜採りが横行、豊かだった東北の山はどこも荒れていると聞く。今年は口蹄疫の予防で牧場に入れないことから、山の回復には良いかもしれない。ところで“紅葉狩り”という言葉の使い方にいつも違和感があったが、根こそぎ金と欲で命を刈る今の“山菜採り”こそ「山菜狩り」の表現がピッタリだと思う! 

目残しワラビ。まだ若い!

目残しワラビ。細かったり太かったりさまざま!

青森の料理と酒。楽しい検討会も最終回!

2010 年 5 月 30 日 日曜日

 三県の認定里の駅持ち回りで開催している連絡会議を一昨日開催、合わせて続けてきた3県の料理遺産と地酒の組合せを決める楽しい検討会も最終回となった。今回の会場は弘前市の隣、平川市の南田温泉ホテルアップルランド(検討会1回目岩手は3月4日付、2回目4月5日付掲載)、リンゴづくしを売りの大きなホテルである。会場も三県の里の駅同様第1回はペンション、2回目はこじんまりした小さな温泉宿と規模を変えてみた。今後縄文街道ツアーが実現できれば、白神の世界自然遺産や8つの縄文街道ストーンサークル、そして三県の特徴ある料理と酒、温泉をいっぺんに味わえる贅沢な旅が実現するはずだ! 

持ち回りの会議も6回目となる

持ち回りの会議も6回目。料理と酒はヒ・ミ・ツ!

翌日(昨日)はピーカン。岩木山が美しく見えた!

翌日(今日)はピーカン。岩木山が美しく見えた!

縄文街道のストーンサークル。チラシができた!

2010 年 5 月 28 日 金曜日

 何度か登場している滝沢村埋蔵文化財センター、隣接して湯舟沢環状列石がある。ここの案内チラシの裏側(たぶん?)に「北東北のストーンサークル」という三県に分布する環状列石とその位置図が載っている。昨年度版まで八幡平市にある釜石環状列石と弘前市で新たに発掘された大森勝山遺跡のストーンサークルは載っていなかった。今年度改定され、その二つが新たに加わった。きれいな環状列石は本州ではここ縄文街道沿線にしか存在しない。そしてこの8つの環状列石を紹介した初のチラシが今日できた。これからこのチラシを使って、「縄文街道ストーンサークル8(エイト)」として売り出したいと思っている。 

公の印刷物に初めて「縄文街道」が載る!

公の印刷物に初めて「縄文街道」が載る!

タンポポ。サイカチ下のパラダイスは今!

2010 年 5 月 27 日 木曜日

 早春の道端の風景を彩っていたタンポポはいま一斉に綿毛となった。サイカチ下の黄色の絨毯も白に衣替!鳥たちのBGMもウグイスからカッコウや夏鳥に主役が入れ替わる。北国の動植物は短い夏の間に生命を受け継ぐためとにかく忙しい。もちろん人間だって忙しい。チカジがデビューした先日の日曜日は田植えがピークだった。のどかな暖い日が続いたと思ったら昨日は寒さがぶり返しメチャクチャ寒かった。最近知り合った炭焼き変人が住む山中を訪ねたが吐く息が白かった。賑やかな縄文街道四季暦、季節は鮮やかな若葉の季節に入る。 

手品のようにあっという間に黄色から白に!

手品のようにあっという間に風景は黄色から白に!

タンポポの綿毛、吹いて飛ばした子どもの頃が!

タンポポの綿毛、吹いて飛ばした懐かしい思い出!

関善賑わい屋敷と交流。懇親会に参加!

2010 年 5 月 26 日 水曜日

 鹿角市(秋田)のNPO法人関善賑わい屋敷の総会後の懇親会に招かれ親睦を深めてきた。大きな建物の維持と利活用だけでなく、建物前で開催される花輪の朝市の管理を市から請け負うなど、スタッフは創意工夫しながら日々まちを賑わすために献身的に頑張っている。縄文街道甦生プロジェクトは街道沿いのこんな風景の生命を地道に蘇生させる活動を支援するのが目標だが、まだ時間がかかりそうで歯がゆい。グッズ販売のコーナーにはわが社のグッズも並べてもらっている。縄文街道四季暦の再生袋(記事3月20日・29日付)がまた進化していた。活動も袋も行くたびに進化している。人間の創造力は無限、負けてはいられない! 

関善のグッズ売り場。四季暦のデカイ再生袋!

関善のグッズ売り場。進化したデカイ再生袋が目立つ!

チカジデビュー。今朝の岩手日報に掲載!

2010 年 5 月 24 日 月曜日
 昨日の催しがさっそく岩手日報に載った。新聞にどんな風に掲載されるかは毎回やはり気になる。それは記者の目、編集者の視点を通して事業が客観的に記述されている訳であり、活動が自己満足になっていないかをチェックするためにも大事だと考えている。また同じ内容の催しを行っても三県の新聞社で評価や期待はみな違う。最近は我々が考えている以上にその扱いや評価が高くなっている。今回の掲載は準トップだったが、岩手日報のWebNewsにも載っており事実上トップ記事扱いだった(写真もカラー)。最近の事業は北東北三県や全国への発信なので、こんなローカルなニュースが世界どこでも見れるのは非常にありがたい。このHPも世界からアクセスがある!
今朝の岩手日報「県北面」

岩手日報の「県北面」。紙面は準トップ扱いだが!

岩手日報のWebNews画面。

岩手日報WebNews見出し。県内ニュースの3番目!

こんな感じで掲載。三県、全国どこでも見れる!

WebNews。三県、全国、世界どこでも見れる!