『“災勝ち・災克ち”を祈る!』-「災い」を改めて考える。(10)

『大震災から180日』
 あの大震災から今日で丁度節目の半年が経った。このブログのテーマの10回目には「災いに勝つ」術を何とか見出したかった。しかし半年経った今でも国や行政は津波被災地復興への青写真を描けず、一様だった被災者の境遇は復興段階に入ってますます格差ができ複雑となった。そして人ごとだったチェルノブイリ、25年を経てもまったく終息していない放射能災害の現実を知った時、これから数十年、いや数百年放射能と向き合っていかなければいけない深刻な将来を考えると簡単にまとめられる訳もない。「災い」との戦いはまだ始まったばかり。7月6日に書いた広辞苑の「わざわい」の項の『災いも三年』、あの関東大震災でもその風化は3年だったそうだ。人の心はとても移り気、長期戦に備えこれまで通り“災勝ち・災克ち”を祈る!ことしか思いつかなかった。

久々の今朝のサイカチ。根元が腐っているので台風が来なくて助かった!


その後のサイカチの実はこんな風に。もうすぐ茶色に変化する!


サイカチの下。今年は機械で草刈りしなかったのではじめて幼木がたくさん生えた!


来年被災地に植えられるよう看板を立てて保護している。

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