記録破りの暑さが続いたが、この2、3日ようやく北国らしいさわやかな気候に。マスコミは異常、異常と騒ぎ「もしかして地球が・・・」なんて不安をあおる。しかし、虫の音は例年通り賑やかだったしトンボもいつも通り飛んでいた。人間界の騒ぎを超越した小さな生き物たちの営みは心を穏やかにしてくれる。さて北上川の最上流、松川河畔に秋田杉で家を建てて約13年、当初はキツツキに穴を空けられるのではと心配したが杞憂だった(鳥も虫がいなければ無駄な作業はしない?)。その代わり蜂が毎年軒先に家(巣)を作るように。合計14戸。東側8戸と西側に6戸、不思議なことに南北にはまったくない。この土地の風雪の厳しさを知り尽くし、家を作っている知恵にいつもながら感心させられる。