初期の環状列石。縄文遺跡発掘の現説風景!

 盛岡の北、国道4号のバイパス工事現場から環状列石が出土し、その発掘説明会があるというので早速行ってきた。暑かったが土曜日なので熱心な歴史好きがたくさん集まっていた。現場は高台で本来なら岩手山は良く見える位置にあるのだが林で見えない。環状列石が作られた時代は約4000年前とされ、湯舟沢環状列石とほぼ同じ縄文時代中期の終わりか後期のはじめと推定されている。来ていたいつもの滝沢村埋文センターのKさんは「岩手山麓で環状列石が生まれ、縄文街道に沿って広がっていったのかも?」と早速ロマンを語っていた。縄文の歴史は誰でも数千年前のその風景を想起できるのが醍醐味でありクリエイティブで楽しい♪ う~んそれにしても今日も暑かった~!
 

大勢のの参加者、男子高齢者ばかりと思ったが・・

炎天下大勢の参加者、男子高齢者ばかりと思ったが

残念ながら環状列石は撤去されその下層のみ

残念ながら環状列石はすでに撤去されその下層のみ

出土した土器

環状列石の北端の大きな石の下に埋まっていた土器

現場の青ヘル軍団

現場で目立つ青ヘル軍団、作業の主力のオバちゃん

オバちゃんたちの正装、屋外作業のさまざまな知恵が

軍団の正装、屋外作業の知恵が結集

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