『“災勝ち・災克ち”を祈る!』-「災い」を改めて考える。(1)

『“災い”とは?』
 東北の復興、そのヒントを探すために「災い」という言葉から考えてみた。広辞苑によると、漢字は「禍」と「災」があり、『「わざ」は鬼神のなす業(わざ)、「はひ」はその状(さま)をあらわし、傷害・疾病・天変地異・難儀などをこうむること。わるいできごと。不幸なできごと。まがごと。さいなん。』とある。
 つまり、「災い」の種は人間一人ひとりの生涯において常に身近に潜んでおり、原因はさまざま。基本は「個人的な事象」のようだ。だから同じ災いが降りかかっても、人によってその不幸の軽重は大きく異なる。いま復旧から復興へと進む中、この震災で同じ仲間だった被災者が置かれた立場で少しづつ格差が生じ大きなストレスになっている。

生命の継続。サイカチの“花から実へ”を探索。花が散り、この小さな長いものは実の赤ちゃん?

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