『平泉、世界遺産へ大きく前進』
昨日、世界遺産登録を目指していた「平泉の文化遺産」がイコモス(国際記念物遺跡会議)の登録勧告を受けた。まだ正式に決まったわけではないが、3年前登録延期の勧告を受けていたので大きな前進である。世界遺産は「顕著な普遍的価値」があることが条件だが、その前提に“人類にとって”の遺産価値が問われる。当法人は世界遺産などの話がでる前の10年前、国の無神経な平泉バイパス開発に第1回「殺・風景大賞」を授与した。今回の震災が“復興加点”になったのかもしれないが、他の世界遺産と比べるとまださまざま??だらけである。世界の期待を裏切らないよう、是非世界遺産として恥ずかしくない保全と整備をしてほしい。