昨日の深夜(23:32)、また3月11日と同じくらいの大きな余震があり即停電となる。津波警報もでて「神の火」がとても心配。ただただ「災勝」を祈った。
『99歳からの励ましの言葉』
白寿記念で自費出版した『くじけないで』という詩集が評判となり、今や150万部のベストセラー詩人となった宇都宮市に住む柴田トヨさん。昨日テレビで「99歳からもらえる勇気」というタイトルで紹介されていた。震災間もない17日に産経新聞社に届いた「被災者の皆様に」という詩と、テレビで紹介していた「被災地のあなたに」という詩をそのまま紹介します。震災からもうすぐ1ヶ月、こんなこころの救援物資もたくさん必要な時期に・・・
『被災者の皆様に』
あぁ なんという
ことでしょう
テレビを見ながら
唯(ただ) 手をあわすばかりです
皆様の心の中は
今も余震がきて
傷痕(きずあと)がさらに
深くなっていると思います
その傷痕に
薬を塗ってあげたい
人間誰しもの気持ちです
私もできることは
ないだろうか? 考えます
もうすぐ百歳になる私
天国に行く日も
近いでしょう
その時は 日射(ひざ)しとなり
そよ風になって
皆様を応援します
これから 辛い日々が
続くでしょうが
朝はかならず やってきます
くじけないで!
『被災地のあなたに』
最愛の人を失い
大切なものを流され
あなたの悲しみは
計り知れません
でも 生きていれば
きっと いい事はあります
お願いです
あなたの心だけは
流されないで
不幸の津波には
負けないで