まだ真っ暗な6時前、「ガラガラガラゴーー」という除雪車が通る大きな音で目が覚めた。雪国の人々にとって冬とは「雪が降る」こと、春とは「雪が融ける」ことと同義だ。天気予報では全国一律に「雪」としてしか表現されないが、実は主に日本海側の地域と極寒冷地とでは雪質がまったく違う。日本海側の雪は1年でフェンスをへし曲げ、家を潰すほど湿って重い。当地は本州でも北海道並みの寒冷地なのでパウダースノー(だからこんなところに安比スキー場ができた)。降った直後なら除雪は雪箒で掃けるし、屋根の雪はかってに落ちる。東京から来た人間がのんきに「雪・・♪♪」、なんて言ってるのもそんな訳から(豪雪地はもちろん大変!)。でも昔はアスピリンスノーだったそうなので、今後温暖化が進むと将来は?・・???