萬鉄五郎美術館(石神の丘美術館)から分厚い立派な冊子が届いた。昨年法人ニュースやブログで何度かお伝えしてきた企画展「漫画百花繚乱-いわての漫画家50の表現-展」の出展作品を収録した図録である。イベントをやりっぱなしで何も残らない事業が多い中で、企画から最後まで丁寧にこの事業をまとめた学芸員の方々の尽力に頭が下がる。これから岩手が文化を世界に発信をする時、今回の事業とこの図録は大きな礎になることだろう。人口、NPOの数などだいたいが全国の1パーセントと平均的な岩手でプロの漫画家数がおおよそ2パーセントと比較的多いことも知った。また当法人理事の小田ひで次がマンガ・アニメ同人誌展示即売会「岩漫」の呼びかけ人だったこともこの図録の寄稿ではじめて知った。関係者の方々ほんとうにお疲れさまでした!