未知の国 縄文街道首長サミット

 平成17年十一月十五日(火)、八幡平ロイヤルホテル2Fロイヤルホールを会場に、「第1回 未知の国縄文街道首長サミット」を開催しました。八幡平市長をはじめ、東北三県知事からのメッセージをいただくとともに、高橋克彦氏、富樫泰時氏、藤川尚迪氏の3名をパネリストとして迎え、小原守夫氏のコーディネートで、「未知の国から発信 蘇れ 北東北の環境遺産」と題してパネルディスカッションを行いました。

それらの内容は報告レポートにまとまっていますので、ぜひご覧下さい。

縄文サミットレポート 未知の国 縄文首長サミット 開催レポート (PDF)

東北北三県知事からのメッセージ

 

青森県知事 三村申吾氏

 第1回「未知の国縄文街道首長サミット」が開催されますことを心からお祝い申し上げます。21世紀は「環境の世紀」と言われていますが、北東北三県には、十和田八幡平国立公園や世界自然遺産白神山地をはじめとする豊かな自然が多数残されており、これらを共有の財産として守り、次世代に引き継いでいくことが強く求められています。

 また交通、通信手段の発達に伴い、生活圏や経済圏が拡大している今日、県境を越えた交流・連携活動はますます重要なものとなっています。

 このような中、環境視点の地域づくりと新たな観光振興を考える広域連携サミットが開催されますことは誠に意義深く、このサミットをきっかけとして、北東北三県の地域間交流・連携の輪がますます広がっていくことを期待しております。

「風景の生命を守る地域づくりネットワーク」をはじめ、関係の皆様方の御尽力に、深く敬意を表し、私からのメッセージといたします。

 

秋田県知事 寺田典城氏

 本日、第1回未知の国縄文街道首長サミットが開催されますことを、心からお慶び申し上げます。また、9月1日、新たに八幡平市が誕生されましたことを、心からお祝い申し上げます。

 さて、北東北三県には広く縄文時代の遺跡が分布しています。本県でも、鹿角市の大湯環状列石、大館市の伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡など、県北部を中心に数々の遺跡が存在し、隣県の青森県や岩手県地域と古くから交流が行われていたとされています。また交流の範囲は海を越えて北海道にまで及んでいたと言われており、当時の人々の交流の広さを物語っていると言えます。

 このような自然や歴史、文化など共通する地域特性を活かして、北東北三県では、広域連携の一層の推進を図っております。

 本県でも、県境を越えた広域連携の推進を重要施策のひとつとして、様々な取り組みを行っております。平成9年度から開催している北海道・北東北知事サミットの合意事項を中心とした取り組みや、「北東北広域連携構想」を踏まえたNPOや企業・行政など多様な主体での連携推進など、北東北三県の広域連携のほか、県境を接する山形県など東北全体との交流・連携、さらには諸外国を含めた環日本海地域との経済的、学術的交流の促進などの取り組みを通じて、魅力と活力ある自立した地域として発展していくことを目指しています。

 高速交通の発展、通信情報手段の飛躍的発展により、既に人々の生活や経済活動は県境を越えており、これまで以上に、住民やNPOなど民間団体の県境を越えた交流・連携により、地域や圏域全体の活性化が図られることを期待しております。 終わりに、第1回未知の国縄文街道首長サミットにより、縄文街道沿線自治体の皆様の連携が一層深まりますことを御期待申し上げます。

 

岩手県知事 増田寛也氏

 第1回未知の国縄文街道首長サミットが、北東北三県にまたがる十和田八幡平国立公園に抱かれた、ここ八幡平市で開催されますことを、心からお祝い申し上げます。

 また、主催された特定非営利活動法人風景の生命を守る地域づくりネットワークの田村代表理事をはじめ、関係の皆様におかれましては、日頃から環境に視点を置いた地域づくり、北東北の縄文遺跡や自然景観を生かした広域観光など、北東北連携による地域活性化に貢献されており、深く敬意を表する次第であります。

 近年、地方を取り巻く環境は、地方分権をめぐる様々な動きや経済のグローバル化の進展など、大きく変革しております。このような中、北東北三県では北東北を一体的な地域としてとらえ、各々の地域資源を活かしながら、NPO、地域住民、行政等が交流・連携を図り、より一層魅力と活力のある自立した地域として発展することを目指し、この9月「北東北グランドデザイン」を策定するなど、広域連携による取り組みを積極的に進めております。

 本日、北東北三県の文化人による鼎談、縄文街道沿線5市町の首長による広域連携サミットが開催されますことは、三県相互の連携、絆が一層強められ、北東北がますます魅力的な地域として発展することにつながるものと、大いに期待を寄せるところであります。

 終わりに、記念すべき第1回未知の国縄文街道首長サミットが、実り多いものとなりますとともに、ご参会の皆様方のご健勝とご活躍を祈念いたしまして、お祝いの言葉といたします。